使い方

全体の流れ

リモートウェイクプロ設置手順

鬼門は「②WOLの設定」になります。ここはIT管理者の皆様、なんとか自力でお願い申し上げます。

①本機の設定

接点は超簡単。ハブに挿して電源を入れるだけです!
本機は起動すると、出荷時に当社によって予め設定された『クラウド内のその機器専用のディレクトリ』に接続を行います。
↓もちろんハブは、どのポートでも構いません

本体はハブに刺します

(DHCPまたはPROXYの設定が必要なお客様は)

「DHCPがない。」または「プロキシを使用している。」といった、特殊な環境のお客様は、SDカード(USBメモリ)をPCに挿入して直接設定を書き込みます。

↓詳しくは下記のYoutubeをご覧ください。(別ウィンドウで開きます。)
https://youtu.be/V342oqBN0ow
(通常の環境であれば、次の項目へスキップして下さい。)

②WOLの設定 (電源を入れられる側の設定)を行います

本製品を導入する上での鬼門、「電源を入れられる側のPC」に対しての下準備です。
▼ご留意事項
本プロセスは、当社のサポートの管轄外となります。

下記においては、一般的な設定をご紹介します。

Magic On Packetを有効にします

1.コントロールパネルから、「ネットワークと共有センター」を選びます
コントロールパネル|リモート・ウェイク・プロ

2. ネットワークカードを選択します。
NICの選択|リモート・ウェイク・プロ

3. 「プロパティ」を選びます。
NICのプロパティ|リモート・ウェイク・プロ

4.「構成」を選択します。
NICの構成|リモート・ウェイク・プロ

5. 「詳細設定」ペインから、「Wake On Magic Packet」が有効になっているのを確認して下さい。
Wake On Magic Packet|リモート・ウェイク・プロ

6. 「電源の管理」ペインから、「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックを入れます。
「このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする」|リモート・ウェイク・プロ

BIOSの設定

BIOS画面から、WOLを有効にして下さい。
詳細は各PCメーカーにお問い合わせください。

DELL
https://dell.to/3FQ1tCJ

Advanced IP Scannerでテストしてみよう!

WOLの設定が完了しましたら、そのPCの電源を切って、Magic On Packetを送ってみましょう。

1. Advanced IP Scannerをインストールして起動
Advance IP Scanner|リモート・ウェイク・プロ

2. Advanced IP Scannerで社内LANをスキャン
advanced-ip-2|リモート・ウェイク・プロ

3. 対象のPCが見つかったら、そのPCの電源を切る。
advanced-ip-3|リモート・ウェイク・プロ

4. 電源が切ったのを目視で確認したら、今度は右クリックで「Wake On LAN」の実行して下さい。
advanced-ip-4|リモート・ウェイク・プロ

「電源が入れば」→WOLの設定が正しくされています。
「電源が入らなければ」→WOLの設定が正しくされていません。
Wake ON LANの設定は、各自でお願い致します。ご不明な点は、PCメーカーにお問合せ下さい。

Advanced IP Scannerで起動できない場合

レジストリーを変更します。(切り札です)
参考サイト】
https://tomtalks.blog/windows-8-enable-wake-on-lan-wol-by-disabling-fast-startup-hiberbootenabled/

③クラウドにPCを追加します

「電源を入れたいPCのMACアドレス」「ユーザーの登録」、これら全て、専用サイトから設定を行います。(Remote Wake Pro本体には一切何も登録されません。)

helpdesk|リモート・ウェイク・プロ

以下のURLは、本製品をお買い上げ頂いたお客様のみ支給致します。
それに従ってログオンして下さい。

1.「Company Code」「User ID」「PW」を入力してください。
remote-wake-pro-1|リモート・ウェイク・プロ

2.ログオンに成功しますと、下記の画面になります。“PC List”を選んでください。
2.ログオンに成功しますと、下記の画面になります。“PC List”を選んでください。|リモート・ウェイク・プロ

3.  続いて“Create A PC”を選択します。
remote-wake-pro-3|リモート・ウェイク・プロ

4. 各項目を入力して、最後に“Register”をクリックします。
remote-wake-pro-4|リモート・ウェイク・プロ

5. “Back”を繰り返して、上記の「3~4」を繰り返して下さい。
下記のサンプルでは9台追加しました。
remote-wake-pro-5|リモート・ウェイク・プロ

登録が終わりましたら、「ON」をクリックしてみましょう。
起動できたら、あとは「誰がどのPCの電源を入れられるようにするか」の割り当てを行います。

④ ユーザー追加と割り当て

④-1:ユーザーを追加しましょう

続いてユーザーを追加します。
もしも御社が少人数の会社で「誰がどの電源入れられようと構わない。会社に居れば、隣の人のPCの電源を入れられるんだから・・・・。」という運用方法であれば、この手順はスキップして構いません。

1.“User Management”をクリック
remote-wake-pro-6|リモート・ウェイク・プロ

2. “Create A User”をクリック
remote-wake-pro-7|リモート・ウェイク・プロ

3. 必要事項を入力して、最後に”Register”をクリック
(User Typeは”Everyone”で構いません。)
remote-wake-pro-8|リモート・ウェイク・プロ

4. ”Back”で戻って、ユーザーを適宜追加して下さい。

④-2: 誰が、どのPCの電源を入れられるかの割り当て

あとは「誰がどのPCの電源を入れられる。」かを割り当てます。ユーザー一覧で「Edit」をクリックしたら、下記の画面になります。
前述の③で追加したPCが表示されます。その中から電源を入れられるPCを選択して”Add”を押します。
remote-wake-pro-9|リモート・ウェイク・プロ

これを繰り返します。
あとはユーザーに、
・URL:
・そのユーザーのUser Name:
・そのユーザーのPW:
を伝えて下さい。

ユーザー向けマニュアルはコチラ