WOL(Wake ON LAN)がプロキシを通過できる理由|Remote Wake Pro

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PCを遠隔で投入できる装置は、当社以外でも実は様々な機種があるのはご存知のとおり。
そんな中、当社の「リモートウェイクプロが」が選ばれる理由を列挙しました。

リモートウェイクプロが選ばれる理由

  1. 誰がどのPCの電源を入れられるかの「割り当て」が自由
  2. VPNが要らない
  3. ポート転送(開放)が要らない
  4. PROXYが通過できる
  5. 固定IPが要らない

以上5つが主な理由として挙げられます。
そんな中、PROXYが通過できる理由。これについて説明したいと思います。

クラウドとの接続方向が「中から外」だから

Remote Wake Proがやっていることは、皆さんのスマホがLINEを受信する仕組みと非常に良く似ています。

「LINEが来た!」この言葉の使い方は間違い?

皆さんが自宅でLINEを受信する際、自宅のルーターに対して何の特別な設定をしなくてもLINEは届きます。
この時送信者は皆さんのスマホに目掛けてLINEを送信しているのではありません。
クラウド上に置かれた『流動的ではない』LINEのサーバーに送信しているのです・
そしてそれは皆さんのスマホがLINEのサーバーに常時接続して、LINEのサーバーにメッセージが届くとそのメッセージを瞬時にダウンロードしているのです。
「LINEが来た!」「LINEがまだ来ない!」はあくまでも便宜上であって、テクニカルな観点から言うと「スマホがメッセージをダウンロードした。」というのが正しいかも知れません。
とは言うものの、筆者の私も「来た!」という表現普通に使います。悪しからず。

LINEが届く仕組み

↑「来た!」と言っていますが、正確には、メッセージを感知してをダウンロードしているのです。
ここで気づいて頂きたいのが、この時の彼のスマホとLINEサーバーの間の接続の方向です。
スマホからLINEサーバーに向いています。これをOUTBOUND接続と言います。

リモートウェイクプロも「引っ張ってくる!」

リモートウェイクプロも同じです。電源を入れると、出荷時に設定された専用サーバーにアクセス。
そして文字が入ってくるのをじーーーーっと待機します。
この接続の方向が、中から外のアウトバウンド。つまりLINEやメールと同じなのです。

PROXYを通過

↑Remote Wake Pro専用のサーバーにアクセスさえできれば、後はできたも同然!!

まとめ

Remote Wake Proと他社製品の大きな違いは、接続方向がアウトバウンドである、と言う点はご理解頂けましたでしょうか?
これがインバウンドであれば至難の業です。
シンプルだから安定しているので、受注後のお客様から高い評価を得ております。

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